Medela(メデラ)NPWT技術を使って手術室でNPWTの可能性を最大限に生かす

効果的な創傷ケアが遺すもの

「手術室にいた私たち懐疑論者の多くは、足を切断しなければならないと考えていました。しかし、創傷治療ポンプによる治療を3ヶ月続けたことで、「トム」は最小限のダメージで足を残すことができました。これは驚くべきことでした。」

「キャシー」は、一日の平均手術数が15回のレベル3の外傷センターを持つ、病床数200床の郡立病院で3年余り働く看護師です。創傷治療部門では頻繁に使われていますが、手術チームも主にInvia® Liberty™(インビア リバティ)NPWTポンプを使用したMedela(メデラ)局所陰圧閉鎖療法(NPWT)を手術室で行っています。

この施設で働いている間、キャシーは常にMedela(メデラ)NPWTを使用して様々な創傷をもつ患者をサポートしていました。そこは郡立病院であるため、患者はメディケイドまたはメディケアの対象である老人ホームの人であったり、飛び込みで来た無保険の患者だったり、民間保険に加入している患者など、様々な患者に対応していました。

キャシーは数年間、Medela(メデラ)VAC療法機器を手術室で使用した経験があります。この病院は、使いやすさ、患者に優しい形状、Medela(メデラ)チームによる継続的なサービスやサポートなどを理由に、Invia Liberty(インビア リバティ)を選びました。

経験豊富な手術看護師であるキャシーは、手術室でNPWTポンプを患者に装着する役目を与えられることが多くあります。Medela(メデラ)との話し合いの中で、キャシーはInvia Liberty(インビア リバティ)が患者の足の切断を回避するために重要な役割を果たした顕著な症例を紹介しました。

NPWT Case Study: Harnessing the Full Potential of NPWT in the OR

症例研究: Medela(メデラ)NPWTが驚くべき回復をサポート

「Invia Liberty(インビア リバティ)機器の使いやすさに加えて、Medela(メデラ)の院内サービスやサポートは素晴らしく、機器の使用が困難になるような事態に直面することがほとんどありません。

2018年後半、キャシーが手術室で勤務していた時、糖尿病患者(「トム」)が重傷の足部潰瘍で入院してきました。トムは森を歩いている時に足に刺し傷をつくってしまい、その後、傷が感染をおこしました。トムが手術のために入院した時、キャシーは残念な結果を覚悟しました。

「トムの親指、あるいはもしかしたら足全体を切断することになると思っていました」と、キャシーは言います。「トムの足の上部から下部まで傷口が貫通しており、ソフトボール大の壊死した組織片が見られました。」

手術チームはトムの足を残すことは難しいと考えましたが、切断する前にあらゆる選択肢を試したいと思っていました。そのため、手術チームは創傷を清拭し、Invia Liberty(インビア リバティ)NPWTポンプを使用し、創傷部位の組織移植に備えるために家に帰しました。2週間後、手術チームはACell® 皮膚移植を行い、2回目のVAC療法を行いました。1ヶ月後トムは組織移植のために来院し、その後3ヶ月の定期移植と通院によるNPWTを続けることで、治療を終了させることができ、1本の指先のわずかな部分を除いて足全体を残すことができました

「手術室にいた私たち懐疑論者の多くは、足を切断しなければならないと考えていました」とキャシーは言います。「しかし、創傷治療ポンプによる治療を3ヶ月続け、「トム」は最小限のダメージで足を残すことができました。これは驚くべきことでした。」

Medela(メデラ)創傷ケアチームとの協働

「私たちの創傷ケア部門のトップはMedela(メデラ)NPWTポンプをほぼ毎日使用していて、今やチームメンバーのほとんどが豊富な使用経験を持っています。患者の治療成績は良好で、チームから非常に良い話もたくさん聞いているので、その評判がいきなり悪くなることはないと思います。」

キャシーは、病院がMedela(メデラ)NPWTポンプに非常に満足している理由は、ポンプの性能だけではなく、Medela(メデラ)チームによる優れたサービスにもあると考えています。3ヶ月ごとに、キャシーの施設にはMedela(メデラ)創傷ケアチームの担当者が訪問してきます。このチームは専任の創傷ケアスペシャリストの集まりで、お客様に役立つ技術の導入、技術的課題の解決法、創傷ケア患者への対応法をより効率的かつ効果的にサポートしてくれます。キャシーの病院の専任担当者は訪問時、手術室および外来創傷ケアセンターで、VAC療法に関する個別の院内教育セッションを2回開催し、新人もベテランスタッフもNPWTに関する知識を習得し、基礎知識を維持できるようにサポートしています。これらのセッションは、Medela(メデラ)の担当者が質問に答えて、その部門固有のニーズに則した情報を提供するため、手術チームと創傷ケアチーム双方にメリットがあります。

Invia Liberty(インビア リバティ)機器の使いやすさに加えて、Medela(メデラ)の院内サービスやサポートは素晴らしく、デバイスの使用が困難になるような課題に直面することはほとんどありません。」とキャシーは言います。「一流の病院であっても売上の一部は部門横断的であるため、担当者の方に来てもらって、有用な秘訣やコツを教えてもらい、広く全員の認識をすり合わせることは非常に役に立ちます。」

Medela(メデラ)チームが頻繁に訪問して情報を伝えたことで、病院の看護スタッフはNPWTのテクノロジーと機器としてのInvia Liberty(インビア リバティ)ポンプに精通すると共に、使い心地の良さを感じています。そして手術室と外来創傷センターの両方で活用し、長期的な創傷管理が必要な患者に医療サービスを提供しています。

 「私たちの創傷ケア部門のトップはMedela(メデラ)NPWTポンプをほぼ毎日使用していて、この点においてチームメンバーのほとんどが使用経験が豊富です。患者の経過は良好で、チームから非常に良い話もたくさん聞いています。」

Medela(メデラ)の見解 - Jesse Cantu・Medelaクリニカルセールススペシャリスト - NPWT

クリニカルスペシャリストとしてこの施設を担当していた時、どの看護師もこのデバイスの特異性を習得しようと非常に熱心でした。看護師教育係がカフェテリアの隣にあるプライベートルームを会場にすると、看護師全員がこの現場教育に参加しに来ていました。教育に関する協力体制を築きたいと考えている病院チームとの協働に、私たちはいつも刺激を受けました。私たちの医療サポートや患者サポートは、根拠に基づく費用対効果の高い標準治療の利用による効果的な創傷治癒や、良好な治療効果の提供にとどまりません。

Medela(メデラ)チームがどうやってサポートを成功させたか:

局所陰圧閉鎖療法

  • スタッフに、多くの専門分野の人々をまとめるチーム構築プロセスを習得させ、看護部門による「SWAT」(皮膚創傷評価チーム)の編成をサポートしました。
  • NPWTが最も効果的に創傷治癒を促進させる方法をユーザーにより深く理解してもらうために、NPWTの作用機序(MOA)に関する集中コースを開催しました。
  • Medela(メデラ)NPWT機器の技術的な部分について説明し、最もよくある5種類のアラームのエアリーク、電池残量不足、フィルター詰まり、システム閉塞、キャニスター満杯のトラブルシューティングについて解説しました。
  • 24時間365日の臨床サポートと技術サポート、クイックスタートカード、スマートフォンアプリなど、Medela(メデラ)による多岐にわたるサポートを総括することで締めくくりました。

個人的な関わり

「Medela(メデラ)が、さく乳器に用いられたコア技術を進化させ、効果的なNPWT機器を開発したのは驚くべきことです」

手術室におけるMedela(メデラ)NPWT局所陰圧閉鎖療法のメリットを説明した後、キャシーは 育児中にMedela(メデラ)のさく乳器を使用した個人的なエピソードを紹介しました。

「私の姉が使っていた機器に比べて、Medela(メデラ)のさく乳器はずっと静かで、使い心地がよく、使いやすかったです。私たちが患者さんに提供する創傷治療ポンプによく似ていました。Medela(メデラ)がさく乳器に用いられたコア技術を進化させ、極めて効果的なNPWT機器を開発したのは驚くべきことです。さく乳器での個人的な経験によるMedela(メデラ)への信頼のおかげで、NPWT技術を信じて患者さんを託すことに確信が持てました。」

局所陰圧閉鎖療法

お客様と同じようなユーザーの方々が、これらの資料が役に立ったと言っています

創傷治癒を問題ではなく、誇りにしましょう。Medela(メデラ)NPWTの効率と使いやすさについてご覧ください。

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