「この製品切り替えが最終的にどれほど滞りなく行われたか、わたしは信じられません。まるでバターのようになめらかでした。」
—Michelle “Mickey” Monte(MSN RN)臨床看護師教育。
Mickey Monte(左)とCarol Davis(右)
23 7月 2019 | 所要時間3分間
臨床とコストの両方の理由からニューヨーク西部にあるKaleida Healthの取締役会が現行の局所陰圧閉鎖療法システムからMedela(メデラ)に製品に切り替えることを決定した時、Michelle “Mickey” Monte(MSN RN)は緊張でドキドキしていました。なぜなら製品切り替えは、おそらくKaleidaネットワークの最大施設であるBuffalo General Medical Centerから始まるはずで、そこはMickeyが創傷チームの臨床教育者を務めている施設だったからです。
「この製品切り替えが最終的にどれほど滞りなく行われたか、わたしは信じられません。まるでバターのようになめらかでした。」
—Michelle “Mickey” Monte(MSN RN)臨床看護師教育。
Mickey Monte(左)とCarol Davis(右)
Mickeyは突然、非常に困難な仕事に取り組むことになりました。数年来使ってきたNPWTシステムと置き替えられるMedela(メデラ)NPWTシステムについて、3,000人近くの看護師を研修しなければなりませんでした。
Mickeyは自分一人では無理なことが分かっており、でも幸運なことに助けてくれる人がいました。
切り替え期間中、彼女と同じくらい成功するためにやる気があって決意が固いパートナーがサポートしてくれました。
「わたしがCarolに何かを訪ねると、彼女は常にそこにいました。彼女はいつもわたしを見守ってくれていました。」
—Michelle “Mickey” Monte
その人物はMedela(メデラ)のクリニカルセールススペシャリストであるCarol Davis(RN、BSN、CWOCN)で、彼女は製品切り替えが始まった時からBuffalo General Medical Centerのチームに加わっていました。「Carolに出会った時から、彼女は私に似ていると思いました。そして、彼女と一緒ならこの切り替えを成功させられると思いました。まるで自分の姉と一緒に働いているようでした。私はCarolのことを何十年来の知人のように感じていました。」
MickeyとCarolは少なくとも週に1回は会い、最初は研修プログラムの作成を行い、トラブルシューティング項目の作成、プログラムの修正を行い、研修中も必要に応じてプログラムに変更を加えていきました。2人は、研修で4方向からのアプローチを考案・実施し、これが研修の成功につながりました。
別々の曜日(土日を含む)に別々のシフトで働いている3,000人近くの看護師を対象に研修を実施するには現実的なアプローチが必要でした。Mickeyのチームは積極的に研修参加を促しながらも、日常の課題に対応しなければなりませんでした。
目標に向けて、MickeyとCarolは以下の4つの戦略を実施しました。規模の大小に関わらず病院で製品切り替えを実施しているチームに対して同様のアプローチを推奨しています。
Mickeyは、切り替え初期の段階からの看護師長の協力を得ることの重要性を感じ、スタッフミーティングや私的なコミュニケーションを通じて、研修に看護師長たちを参加させることに焦点を当てました。その中で、彼女は、
「実習は素晴らしいもので、常に自分で手に取ったり操作したりできるポンプがありました。このおかげで、看護師たちは機器をより身近に感じることができ、その後の製品切り替えがずっと楽になりました。」
—Michelle “Mickey” Monte
「最大の施設であるBuffalo Generalから切り替えを始めましたが、Kaleidaネットワークの他の3病院にも同じ方法で展開していきました。それは大成功でした。」
—Michelle “Mickey” Monte
Mickeyと彼女のチームは、Buffalo Generalほどの規模の施設で滞りなく切り替えができれば、ネットワーク病院全体でも大きな成功を収められると思いました。
Mickey、Carolとその他のBuffalo GeneralとMedela(メデラ)のチームメンバーがとった方法は、研修プログラムの修了と共にその価値が実証されました。Mickeyは次のように言います。「3,000人近くの看護師から移行への抵抗はほとんどなく、これは素晴らしいことでした。従来のNPWTシステムに数年間深く関わっていた創傷チームでさえも、流れに従い変化を受け入れてくれました。」
Mickeyは、Medela(メデラ)製品への切り替えが他社との切り替え作業とは劇的に違うことに驚きました。事実、彼女はBuffalo Generalでの別のVAC療法会社と行った切り替えを次のように説明しました。「…全員が大騒ぎでした。3年が経っても、私たちはストレスを感じていて、苦情を受けていました。」
一方で、Medela(メデラ)への切り替えは「始まったと思ったらすぐに終わりました。信じられないほど簡単な切り替えでした。」
「実は、Carolは創傷チームに現場研修を行うために戻ってきて、以前よりも深く関わってくれています。これ以上の幸せはありません。私はMedela(メデラ)と働くことが大好きです。」
—Michelle “Mickey” Monte
切り替えは完了しましたが、Mickeyは本当の成功というのは、切り替えが簡単であったことではなく、むしろ看護師がMedela(メデラ)のVAC療法システムについてどのように感じているかであると考えています。
ここで、彼女はもう一度体験実習の感想に耳を傾けました。ほぼすべての看護師が視覚的な研修を好んでいました。彼女は以下の理由から、今では看護師たちがMedela(メデラ)NPWTシステムを気に入っているとわかりました。
Mickeyは次のように説明します。「研修時 看護師たちは、確実な接続や扱いやすいコンパクトなデザインなどの機能と共に、ポンプが実に感覚的に使えることに興奮していました。看護師達のこの興奮は現在も、(メデラ)NPWT VAC療法に対する全般的な支持として表れています。