特定の患者群の創傷ケアの課題に対応する

ある病院がMedela NPWTで治療に成功した事例について

担当患者により良い治療成果をもたらすために、「マリア」は局所陰圧閉鎖療法(NPWT)システムを含めた創傷ケア製品の評価を始めました。マリアは当時、病床数155床の急性期および亜急性期リハビリテーション施設の脊髄損傷部門の看護師長でした。マリアは、脊髄損傷および外傷性脳損傷(TBI)患者の治癒プロセスをサポートする機器の評価に関する知識と経験を持っていました

マリアはシステムが複雑かつ不安定で、一貫性に乏しいことを知っていたため、自分が担当する特定の患者群のニーズに適した最良の選択をしたいと思っていました

これ以上複雑にしないで

「私たちは患者さんに、彼らにはもう不可能な、立ち上がったり歩いたりといった人間の基本的な動作を行わずに、急性期ケアのリハビリテーション施設から出られる方法を教えています。特別なケアの提供という目的からそれるものは受け入れることができません。」

この施設に21年以上勤めるストーマおよび失禁の認定看護師として、マリアは脊髄損傷/TBI患者のケアがいかに困難であるかをよく理解しています。マリアがいる施設のこれらの患者の大半は:

  • 完全損傷または不全脊髄損傷があります
  • 損傷部位またはそれ以下の部位に感覚がありません
  • 失禁の問題を抱えています
  • 仙骨部の褥瘡または骨髄炎を伴うステージⅣの褥瘡があります

こうした患者は、外傷性損傷によって生活が決定的に変化してしまったため、特に傷つきやすくなっています。彼らへのケアは難しいのです。彼女は、創傷治癒を促進するために用いられるNPWTシステムが、これ以上 患者に困難を与えてはいけないと感じていました。

NPWT Case Study: Meeting the Challenges of Wound Care In a Special Patient Population

新しいポンプ技術の評価

マリアは創傷ケア患者に対して、3つの優先事項の実現を目標としています。

  1. 感染症の防止
  2. 簡便で効果的なNPWTの使用
  3. 患者の全般的なニーズへの対応

この優先目標(および脊髄損傷/TBI患者ケア特有の課題)を考慮すると、NPWTシステムが必要な機能を果たすだけでなく、臨床に関する深い専門知識に裏付けられたシステムである事と、メーカーからのサポートが非常に重要でした。

時間が経つにつれてマリアは、自身とチームが使っている古いNPWTシステムは必要な要素を備えていないことに気付きました。最も不満な点は次のとおりでした:

  • 不安定 – 機器は正常に作動しないことが多く、頻繁にドレッシングを交換する必要がありました
  • 中断 – 機器のアラームが四六時中鳴っているように感じていました
  • サポート不足 – メーカーのサポートスタッフの臨床知識が疑わしいうえに、現場でのサポートはなく、電話によるトラブル対応のみでした

マリアは行動を起こすことを決め、 看護部長からの承認を得ました。二人は一緒に、より良いNPWT機器を探し始めました。

Medela(メデラ)製品がニーズに合致しました

「Medelaの営業担当者は素晴らしい方でした。彼女とは非常に親しくなりました。彼女は試用期間中 毎週来てくれて、切り替え期間中も常に私達と一緒にいて私達に必要なものを全て提供してくれました。」

マリアのチームはメーカー3社に見積りを依頼しました。見積りを慎重に見比べ、検討中のシステムを試用した後、チームは彼等に最適なシステムとしてMedela(メデラ)のNPWTを選びました。

2つの重要な差別化要因が決定打に:

  1. Medela(メデラ)システムの利点
  • 小さくて持ち運び可能 – 車いすへの取り付けが簡単
  • 快適なFitpadとダブルルーメンチューブ – 敏感な部位に創傷がある患者には特に重要です
  • 断続的に音を出さない – NPWTポンプからの変な音はおならだと勘違いされ、尿意・便意を自制できない脊髄損傷/TBI患者に恥ずかしい思いをさせることがあります
  • アラーム鳴動の頻度が少ない – 中断されることなく治療を進めることができます
  1. 非常に優れたカスタマーサービスとサポート
  • 継続的なサポート - 現在に至るまで、専門的なMedela(メデラ)のクリニカル担当者、営業担当者とそのチームによる継続的なサポート
  • 試用期間中に、実践的な研修や現場でのサポートを提供
  • Medela(メデラ)は、患者が退院し在宅看護となった後も、在宅医療機関が適切にNPWTシステムを使用できるように研修を実施

切り替えに成功

「Medela(メデラ)NPWTシステムは、私達が今まで使用してきた機器の中で、最も使いやすい機器です。この製品に本当に満足しています。」

Medela(メデラ)チームによる全面的なサポートなくして、切り替えプロセスの成功はあり得ませんでした。マリアは、ユーザーフレンドリーなInvia® Liberty™(インビア リバティ) とInvia Motion®(インビア モーション)に関する簡潔で明快な研修により、彼女が想像していた以上にスムーズに切り替え作業が進められたことに対して、Medela(メデラ)のサポートを高く評価しています。

スタッフはこの機器が気に入り、稀に問題が発生した局面でも「自己修復する」「役に立つ機械」であると認識するようになりました。

Medela(メデラ)NPWTシステムへの切り替えが正しい判断であったかどうかは、経費削減や治癒速度の面からも評価することができます。Medela(メデラ)のポンプは以前のポンプよりもはるかに信頼性が高いため、マリアとチームのメンバーは、ドレッシングのコストだけでも大幅に削減できていることに気付きました。また、Medela(メデラ)NPWTシステムの性能により、創傷の治癒も速くなっています。患者からも快適な機器だという声があがっています。

期待のその先へ

「Medela(メデラ)には全ての過程でサポートされていると感じます。Medela(メデラ)は非常に実務的です。常に誰か詳しい人がいて質問や意見交換ができるのですが、これは私達のような小さな病院にとっては特に重要なことです。」

Medela(メデラ)NPWTシステムと同じくらい素晴らしく優秀なカスタマーサービスが、システムをより際立たせています」とマリアは言います。マリアとMedela(メデラ)のクリニカル担当者や営業担当者との業務上の結びつきは非常に強くなり、今では友人のように感じています。

マリアは頻繁に、クリニカル担当者に突然電話をかけ、特に難しい創傷ケアの事例について相談しました。「彼女に電話をかけてメッセージを残します。どんなに忙しくても、彼女は数分以内に折り返してくれます。しかも、彼女はいつもわたしの患者の経過を気にかけてくれます。

Medela(メデラ)からのカスタマーサポートでマリアの記憶に残っている事例がひとつあります。それは患者が、非常に複雑なドレッシングを付けて退院したという難しいケースでした。Medela(メデラ)のクリニカル担当者は、

  • 患者の家族に直接電話をして、状況について説明しました
  • 患者が自宅に着く前にNPWTシステムが届くように手配しました
  • マリアが医療機器メーカーに期待する業務を「超える」働きをしました

Medela(メデラ)NPWTの適用拡大

「Medela(メデラ)のカスタマーサービスは他に比べる相手がいないほど優れていて、それが一番の差別化ポイントです。Medela(メデラ)の製品は、これまで私が使ってきたなかで間違いなく一番簡単なNPWTシステムです。

脊髄損傷部門の看護師長を15年間務めたマリアは現在、入院管理および症例管理のディレクターという新しい業務に就いています。自身の経験を活かし、現在マリアはMedela(メデラ)NPWTシステムを亜急性期患者のケアにも導入することに取り組んでいます。この病院は亜急性期ケアのために、すでにMedela(メデラ)のポンプを2台購入しています。

Medela(メデラ)NPWTに関する詳細

Invia Liberty(インビア リバティ)およびInvia Motion(インビア モーション)NPWTシステムの簡便さ、使いやすさ、静音性、快適さが、どのように貴施設の患者をサポート出来るかについてより深く知って頂くために、ぜひMedela(メデラ)の営業担当者にご連絡ください

局所陰圧閉鎖療法

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